スプリントG1にサンデーサイレンスは不要説を検証!

サンデーサイレンスはしなやかな瞬発力を伝える。

ここをベースとして1200mG1のようにしなやかさよりも、頑強なスピードが要求される舞台ではサンデーサイレンスの血が時に仇となる。

そんな説をかねてから、唱えておられるのが血統評論家の望田潤氏。

もう少し細かく言えば、望田氏は前傾ラップか後傾ラップかによって、サンデーサイレンスの濃さが優劣を分かつという。詳細はリンク先で見ていただきたい。

私もこの説はかなり有効な説だと思うのだが、この記事ではその点について、より分母を意識したデータを補足して考察したい。

データ

過去10年のスプリントG1、つまり合計20レースの出走馬の5代血統表データをすべて取得し、サンデーサイレンスの保有世代ごとに、平均着順を出し他のが以下の表だ。

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なるほど、確かにサンデーサイレンスは薄い方が良さそうだ。

勝率ではサンデーなしの馬が最も高く、複勝率でも2番目に高い。

勝率・複勝率ともに高いのが3代目にサンデーを含む馬。これには例えばファインニードル、セイウンコウセイ、スノードラゴンが該当する。

次点で2代目にサンデーを含む馬が続く。

このように、サンデーサイレンスを全く含まない馬がこれだけの好成績を残す舞台は、今の日本競馬では稀有だろう。

そして何より、全出走馬333頭のうち(競走中止などを除く)の147頭、つまり44%がサンデーなしの馬ということからも、そもそも1200mのG1に出走する過程で、サンデーサイレンスの血が淘汰されていることが分かる。

ここではペースは考慮しなかったが、ペースを加味した分類も意味のある結果を導けそうだ。

さらには、サンデーサイレンスの血が芝短距離で淘汰されているなら、どのクラスでふるいにかかりやすいのか、つまりクラスごとにサンデーの世代位置別の成績を示しても面白いだろう。

なお血統データは、netkeiba,Targetを元にPythonでデータ処理したもの。

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