秋の中山開催(芝)を総括する! – ポジションを中心に

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こちら京都では未だに30℃越えの暑さが残り、本当の意味での秋競馬はいつ来るの?って感じですが、秋競馬のハイライトである京都・東京開催が間近。

ここでは中山の芝傾向を総ざらいして、秋の東京コースを見据えて狙うべき馬・消すべき馬をピックアップしたいと思います。

中山芝4コーナーポジション

まずは中山開催の芝コース合計54レースの4コーナー傾向をご覧ください。

2019秋中山芝4角位置まとめ
※前後の位置については、JRA-VANの脚質判定を採用。ただし先頭については先頭1列目にいる馬をすべてカウント 。
左右については、吉田しげるが目視にて分類。


 計54レース中 48レースが良馬場 6レースが重馬場で行われた。

赤色が濃くなっている位置から馬券内対象が多く発生したということですが、イン×先行が圧倒的に優位。

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緑色で囲んだ部分をイン×先行と定義する

イン(2列目まで)×先行(逃げ+先行)、つまりイン先行の2×2の4マスで、馬券対象162頭のうち、80頭が占めてます。約50%がイン×先行から馬券に

東京開催で狙うべき馬をピックアップ

さてこれを踏まえて東京開催に移るわけですが、このイン×先行優位なコンディションで恩恵を受けた馬、苦渋を舐めた馬をわける必要があります。

基本的な原則としては、人気薄→逃げ残りの馬は下げて、人気上位→差し遅れの馬は上げがいいでしょう。

具体的にこれに該当する馬をピックアップしましょう。

中山で人気上位→差し遅れ 次走東京で好走濃厚リスト

パルマリア –  中山マイルの大外枠で、好位の馬が上位の中、外々を回す展開で上がり2位で5着。長期休み明けもあった中で走っている方。カナロア産駒は中山<東京でもあるので、次走東京1600~1800なら好走必至。

ナスノフォルテ –  スローの前残りの展開で3番人気ながら上がり最速で差し遅れ7着。ゲートから出していけないので札幌→中山ときて次回東京ならば末脚がMAXに発揮できそうだ。

シングンバズーカ –  中山マイルで2戦続けて、上がり最速をマーク。特に前走は完全に4コーナーで外を回って仕掛け遅れた。上がり重視のタイプで東京マイルなら馬券内濃厚。

スウィートメリナ –  中山1200の前々決着の中、1頭だけ異質の末脚で上がり2位の馬よりも0.5秒速い33.8で4着。東京なら1400になるがスタートさえ決めればチャンス。短距離でOP勝ち多数のチャイナブリーズの牝系も心強い。

ハローキャンディ  –  ここまで2戦、重馬場と不良馬場で惜敗。吉田隼人騎手コメントでも、返し馬で馬が進まなかったとのこと。良馬場に変わってチャンスあり。返し馬で足運びに注意が必要。

タイドオーバー  –  近走は芝1400で東京・新潟で2着も、前走の中山1200でハイペースで前が残る中、唯一差してきて3着。得意の東京1400で内枠が確保できれば勝ち負け。

シベール  –  ルーラーシップ×ディープインパクト×ロードカナロアの母ということで、1/2ロードカナロアの配合で直線の長いコースに特化した配合。それだけに中山マイルの大外で差し遅れた。
東京1400~1600で勝ち負け必至。

人気薄で逃げ残りに該当する馬はかなり少数で、決して東京で人気しそうな感じもしないので控えておきましょう。

というよりもイン×先行有利な傾向は当然上位ジョッキーであるほど意識的に騎乗していたので、人気馬が好位をとって順当に勝つケースが非常に多かったのも今開催の中山芝の特徴。

ですから上記では様々な事情で先行できずに、凡走した馬をピックアップしましたので是非参考ください。

種牡馬の傾向

まずは芝54レース分の種牡馬成績を勝ち数順に並べています。

秋の中山芝種牡馬傾向2019

際立つのはロードカナロア産駒の苦戦。20走して1勝。人気も大きく下回っていますし、回収率も散々。

この芝コンディションと無関係ではないでしょう。イン×先行有利なので前半から出して行ってポジションをとることを要求された今開催。

ロードカナロア産駒についてよく言われる特徴が、気性が安定していて扱いやすいという点。

しかし好位置を確保したい場合には、前向きな気性でガツガツ前に行ける馬の方が有利で、それゆえポジション取りで後手を踏むことが多く苦戦したと思われます。

パルマリアやレッドサイオン、ルガールカルムなどはそのパターンでしょう。

トロワゼトワルのように逃げるシーンは珍しいです。

加えて、そもそもカナロア産駒は中山コースは東京コースに比べて成績で劣ります。

カナロア東京中山比較20190930

このように馬券内率・回収率ともに東京を大きく下回ります。ですから次走に東京で巻き返す馬には要注意です。さきほど書いたパルマリアなんかは典型的ですね。

新種牡馬ではエピファネイアとキズナが好調。ともに人気以上に好走し、回収率もベタ買いOKな水準。やはり両種牡馬ともに気性が前向きな産駒が多いことが影響しているでしょう。

ここまでこの秋の中山開催の芝傾向をもとにポイントを整理しました。特にイン×有利な条件が勝敗に大きな影響を及ぼしたので、
とにかくそこを次回の東京での予想ポイントになるでしょう。

阪神と京都ではこのギャップが出づらいですから、中山→東京の出し入れで馬券妙味にありつきたいものですね。

ではよき秋競馬を!改修前最後の開催となる京都競馬場なので、ほぼ毎週観戦に行くことになりそうです。

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