西村淳也騎手の躍進の要因を探る!

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西村淳也ジョッキーを取り上げます。

リーディング争いにおいて、前年59位から今年の7月時点で20位と大躍進を遂げています。

幸、内田、大野などベテランジョッキーと互角の争いを演じているのですから見過ごすわけにはいかないでしょう。

勝利数の推移をデビュー時から見てみましょう。

図1.勝ち星の推移

西村淳也 勝ち星推移

2018年の平凡な成績から2019年で一気に勝利数を増やしている事が分かります。

特に2019年の2月に9勝をあげて大ブレイク。月に9勝もすれば通年換算で約100勝ラインなので、すごさが分かると思います。

騎乗技術が急に向上したのか、馬質が向上したのか、参考に単平均人気の推移も見ておきましょう。

図2.人気の推移
西村淳也 平均人気推移

図1の勝利数の推移と連動するように人気馬への騎乗が増加していることがわかります。特に2019年2月には平均人気が一気に変化しています。

2018年の後半に少しずつ勝ち星を増やしたことが影響したのか、馬質が向上した結果勝ち星を増やしていることが確認できます。

もちろん馬質だけが躍進の要因ではなく、そうした馬で結果を残し続けたからこそ勝ち星を継続しているはずですから、確実にジョッキー自身の技術の向上もあるでしょう。

フィジカル面での技術改革については外野からは分かりませんが、数字から明らかなのはポジション取りが変化している点です。

図3.ポジション変化
脚質シェア比較 2018_2019

下が2019年ですが、逃げ+先行(青+赤)の割合が約1.38倍upしていて逃げ・先行への意識が強くなっていることが明らかです。

また後方待機(緑)の割合がもっとも変化が大きく40%ダウン。

こちらの脚質判定は逃げを除けば、4コーナー位置で判定されるので、スタートからのポジション取りは把握できません。

補足として最初のコーナーでの位置取りも見ておきます。

図4.1コーナーでのポジション変化
最初のコーナー 前1_3以内率

こちらは最初のコーナーで前から3分の1以内にいる確率を示しています。

やはり最初のコーナーでの位置取りでも前々を意識していることが分かります。

競馬は基本的には逃げ・先行が有利ですから、競馬の原則にのっとった躍進思いますが、誰でもが意識だけで前目のポジションをとれるわけではないでしょう。

師匠の田所調教師いわく

「褒めるとすれば、スタートセンスがいいところかな」

とあるのでスタートセンスの向上と前への意識改革が同時に進行して成績向上につながっているのでしょう。

鶏が先か、卵が先かはわからないので、たまたま一時期に馬質が良くて成績を伸ばす騎手もいますが、しっかりと逃げ・先行を打っての勝利は減量がとれても再現性の高い勝ち方なので一過性の躍進ではないのだろうと私は思います。

ただ今のところは、未勝利・500万以下が主戦場なので、上級クラスになって逃げ・先行だけではうまく行きづらくなった時に、どんな対応力を見せてくれるかが馬券的にもカギになります。

参照
2年目・西村淳也、飛躍の裏に田所師の教育論
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=156859

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