七夕賞を前走距離で攻略する

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今週は七夕賞。

荒れる重賞で有名なのでこぞって穴パターンを皆さんあげていますね。

ここではあまり言及されていない前走距離に着目します。

*データ取得範囲について
七夕賞に限定するとサンプルが非常に少なくなりますので、過去10年分の福島芝2000mの1000万クラス以上を対象にします。それでもサンプル数は48レース。

図1.  
福島芝2000m 前走距離ごと成績

横軸が複勝率、縦軸が複勝回収率ですが、前走1400m~1600m組の両数値の高さが際立ちます。

1400m~1600mが高い数値ですが、内訳としては1600m組が大半です。

前走1600m組に限定すると、

レース一覧・前走平地距離:1600m

前走距離:1600m 

勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値 平均着 平人気 サンプル数
11.4 18.2 30.7 364 197 7.0 8.9 88

このように恐るべき好成績。

人気をはるかに上回る成績で回収率が高い。

これをもう少し掘り下げてみましょう。

前走1600mの場所

前走1600m組の内訳を見ると、今回3着以内のうち約50%が前走東京組なんです。

すなわち前走マイルというより、前走東京マイルと言ってもいいかもしれません。

実際にデータを見ると以下のようにすごい値。

レース一覧・前走平地距離:1600m

前走:東京×1600m

前走場所 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値 平均着 平人気 総数
東京 20.0 26.7 43.3 592 305 6.0 8.6 30


確かに過去の七夕賞でも、パワーポケット、オリオンザジャパン、アスカクリチャンのような到底論理的には拾いづらい馬が該当します。

パワーポケットとオリオンザジャパンはダートという点も興味深いところ。

前走1600m組の前走成績

次に前走1600m組は前走で好走したのか、凡走したのかをチェックしましょう。

図2. 
前走1600m組の前走着順

これを見ると、前走10着以下つまり大敗組の成績が前走好走組よりも良いことが明らかです。

前走大敗組なので回収率が高くなるのはまだ分かりますが、複勝率がむしろ倍ほど高いので、前走で大きく負けている方が今回好走しやすいことがわかります。

この不可解な関係性をつなぎ合わせると、東京のような直線が長く・瞬発力の要求されるコースで大敗していることは、裏返せば小回りで持続力勝負に強いことを意味すると考えられます。

2019年の今年は前走マイル大敗組はマルターズアポジーのみ。惜敗組ではゴールドサーベラスが該当。

ただ前走東京マイル組は不在。

しかしこのデータは福島芝2000mの1000万クラス以上を対象にしたので、七夕賞に限らず使える傾向です。

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