日本ダービー 乗り替わり・初騎乗のデータ

 1990年以降の日本ダービーの乗り替わりと継続の成績を比較します。

前走騎手

前走騎手 着別度数
◆同騎手 29 - 22 - 20 - 297 / 368
◆乗替り 0 - 7 - 9 - 140 / 156

集計期間:1990. 5.27 ~ 2018. 5.27


データ数としては、継続騎乗が70% 乗り替わりが30% で、2着や3着はその比率とほぼ一致するので、乗り替わりでも2,3着にはきていることが分かります。

しかし一目瞭然、1着は乗り替わりからは一度たりともなし。

もう一歩掘り下げて、乗り替わりの中でも、その馬に初騎乗の場合の成績を見ましょう。

レース一覧・前走騎手:◆乗替り/マークデータ

初騎乗の成績

着別度数
初騎乗 0- 5- 5- 90/100

集計期間:1990. 5.27 ~ 2018. 5.27


このように乗り替わりのうち2/3ほどは初騎乗で、2・3着にも継続騎乗の場合と同じぐらいの割合で来ています。

気になるのは初騎乗パターンの人気別成績です。

そもそも初騎乗の馬が1番人気になった例はこの期間ではありません。2・3番人気には5頭がなっていますがいずれも馬券外。

では、初騎乗で3着以内に来ているの馬を具体的に見てみましょう。

ローズキングダム 後藤浩輝 5番人気
ハーツクライ 横山典弘 5番人気
サトノラーゼン 岩田康誠 5番人気
アドマイヤメイン 柴田善臣 4番人気
アサクサキングス 福永祐一 14番人気

ーーここまでが2着ーー

マチカネアカツキ デザーモ 6番人気
マイネルフロスト 松岡正海 12番人気
ベルシャザール 後藤浩輝 8番人気
ドリームパスポート 四位洋文 7番人気
コズミックフォース 石橋脩 16番人気
 
ーーここまでが3着ーー

このように初騎乗で馬券に絡むパターンは、人気薄が多い傾向。

平均で8.2番人気。

コズミックフォース16番人気、マイネルフロスト12番人気、アサクサキングス14番人気など全くの伏兵が目立ちます。

ダービーで初騎乗の場合、大抵は一回きりの騎乗なので思い切った騎乗がしやすい状況なはずです。

しかし、初騎乗で人気馬が来ていないというのは、やはり人気馬に乗れば初騎乗でも思い切った騎乗より丁寧に乗りたくなるのが心理でしょうか。

しかし勝負をかけずに勝てるレースではないのがダービーということか。

継続騎乗で人気馬に乗る騎手は、馬の個性をつかんでいるので、勝負のかけ方、状況の変化への対処など、言語化しづらいレベルの事象も含め多くの優位性が見込めます。

かえって、ノーチャンスと思われる馬にましてや初騎乗となれば、何の気負いもなく、一か八かの騎乗もしやすいはず。それがこうしたデータにつながっているのかもしれません。

2019年の今年は、1番人気必至のサートゥルナーリアに初騎乗のダミアン・レーン騎手。

サートゥルナーリアにはもちろん、日本ダービーにも初騎乗。

データからは不安の多いパターンながら、初騎乗の馬が1番人気になったことは1990年以降なく、データだけで語るのは危険なにおいもします。

馬の能力、騎手と馬のコンタクト、このあたりのバランス。

ダービーならではの予想観点を楽しんで週末を迎えましょう。

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