オークスで距離延長に泣く馬を見つけるサイン

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桜花賞で好走→オークスで凡走パターンを見出す

桜花賞とオークスの関係性でも記したように、桜花賞とオークスは2007年の阪神コース改修以来非常にリンク性の高いレースです。しかし桜花賞で3着以内の馬も半数はオークスで飛んでいるので、そうした馬の特徴を調べることで危険な人気馬を炙り出せます。

すると桜花賞好走→オークス凡走パターン該当馬は、以後短距離を主戦場にしていることが多いのです。

2400mが合わないことが大きな凡走要因だと推測できます。実際にそのパターンの疑いの高い馬をとりあげ分析します。

加えて、距離延長で凡走するサインまで言及します。

距離適性がなかったパターン

距離適性がなかったことだけが凡走要因とは限りませんが、オークス以後の活躍レースが短距離戦である場合は、距離が長いことがオークスの大きな敗因と捉えます。

レーヌミノル 桜1着→オークス13着

アットザシーサイド 桜3着→オークス11着

レッツゴードンキ 桜1着→オークス10着

コンテッサトゥーレ 桜3着→オークス16着

レッドオーヴァル 桜2着→オークス17着

プリンセスジャック 桜3着→オークス11着

ソーマジック 桜3着→オークス8着

距離適性がないサイン

難しいのはこうして後から見れば、距離が長すぎたと言えますが、レース前は全馬2400mを未経験なわけで事前に距離適性のなさを見抜くことが課題になります。

2400mが長すぎることのサインは、距離実績・脚質・血統が有効です。

距離実績

1400m以下で勝ち鞍があるサイン 
レーヌミノル、アットザシーサイド、コンテッサトゥーレ、レッドオーヴァル、プリンセスジャック、ソーマジック

このあたりは桜花賞以前に1400m以下に勝鞍があります。やはりローテションを組む上で陣営はある程度は各馬の個性を見抜いてレース選択するでしょう。その上で1400m以下のレース選択をしてくるのはあくまで適性と目標は桜花賞であることのサインでしょう。

すなわち桜花賞を好走したから、一度しか出れないオークスには出るけれども、そこはおまけであって以降は短距離で勝負していることが多い。

脚質

先行スピードのサイン
1400以下の勝ち鞍パターンの馬も被りますが、あとはレッツゴードンキやオウケンサクラ、エーシンリターンズなど。

このあたりは桜花賞で先行して好走しています。やはりマイル戦で先行できるぐらいですからスピードに長けていることの証。

しかしそのスピードはオークスでは役に立たないのはデータが示すところ。

桜花賞を先行して好走→オークスでも好走パターンは、ラッキーライラック、ヴィルシーナ、アパパネのみ。

血統

ダイワメジャー産駒

これは桜花賞に限る話ではないですが、ダイワメジャー産駒は明確に距離の限界がある種牡馬です。
距離に限界のある種牡馬は多数いますが、ダイワメジャー産駒はマイル以下ではG1級を多数出すだけにその対照さが際立ちます。

ダイワメジャー産駒の重賞成績 距離別 (2019/05/15 時点)

距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1800m以下 34- 38- 42-383/497 6.8 14.5 22.9 59 83
2000m以上 0- 6- 9- 97/112 0.0 5.4 13.4 0 48



G1ではなくあくまで重賞全体が対象なのが重要。2000m以上の重賞をたった一度も勝っていません。
アドマイヤマーズの皐月賞4着→NHKマイル1着の流れなんかは典型的なパターンですね。

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