皐月賞 前哨戦分析

皐月賞までの主要レースの内容を分析します。

共同通信杯 5ハロン勝負 上位2頭ハイレベル

後半5Fが高速勝負。決してラスト3F勝負ではない。
というのも後半5Fは、過去10年の東京芝1800m(良馬場)合計442レース中8番目に速いラップ。毎日王冠でも滅多に出ないラップ。上位2頭とその他との着差がついたのはこの2頭の力が抜けている証拠。アドマイヤマーズは上がり勝負では劣るから仕方ない敗戦と見る向きもあるが、5F勝負を仕掛けてなお差されたのだから、むしろ持続力勝負ではダノンキングリーが上と見るのが妥当でしょう。とはいえ前半のラップは皐月賞ではもっと速くなるわけで、それでどこまでアドマイヤとダノンの着差が変わるかというところ。

スプリングS 一貫した持続ラップ

走破タイムは1.47.8で過去10年のスプリングSでロゴタイプのタイムと同じで一番速い。ただ前日のフラワーカップの勝ち時計が1.47.4で2着馬でも1.47.8なので過去のスプリングSと比較して優秀な時計かは断言できないところ。
ただラップとしては、もっとも緩い所で最初の1Fの12.6で以降は最も遅くても12.1の一貫して速いラップの持続力戦に。皐月賞的なラップ構成になっていて上位陣は持続力勝負への適性を証明。勝ち馬は回避したが、2着のファンタジストはさらに距離が伸びて同じようなパフォーマンスが発揮できるか、という点。クリノガウディーは逃げてしまっては厳しかったでしょうし、それにしてはよく粘っていると解釈できます。

弥生賞 重馬場がペース配分を狂わせ、差し馬台頭

皐月賞の主要なステップレースですが例年馬場が悪化しやすいレースでタイム比較は難しいのですが、今年は重馬場の割りに走破タイムは速いです。ただ上がり37.0は過去10年でもっとも遅い。有力馬がインを通ってもがく中、外を回る3頭が一気に差すという見た目には典型的な外差しレースでした。
しかし注意が必要なのは、重馬場で前半5F61.8というのは良馬場の弥生賞にも劣らないラップなので、その分後半に時計を大きく要したわけです。つまり、単にインの馬場が痛んでいて、外が伸びた。というわけではなく、厳しい流れによって先行馬には苦しい競馬だったため、差し馬が台頭した。こう解釈すべきでしょう。よって上位3頭はうまく展開がハマったので、再現性があるかとなると疑問なところ。むしろニシノデイジーは評価できる4着でしょう。

朝日杯FS まずまずのタイムもグランアレグリアがレースレベルを担保

阪神での施行になって5回目でしたが、過去5回の中ではダノンプレミアムのタイムに次ぐ2番目の走破時計。ラップ構成もほぼ17年と18年は似ています。ダノンプレミアムの2着がステルヴィオで1.33.9で今年のアドマイヤマーズと同タイム。後ろの組はタイム自体は普通ですが、グランアレグリアの桜花賞でのパフォーマンスを考慮するとクリノガウディーあたりもいいパフォーマンスです。

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