マイルチャンピオンシップ 回帰分析 母父ノーザンダンサー系がカギ

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マイルチャンピオンシップを過去10年で見たところ、目立った偏りのあるデータは少ないのですが、血統面での偏りは目立ちます。

母の父が欧州ノーザンダンサー系である馬が良績を出し続けています。

mftypeという説明変数を、母父が欧州ノーザンダンサー系であることのダミー変数とします。

単回帰分析を行います。

Call:
lm(formula = mcs$着順 ~ mftype)

Coefficients:
(Intercept)   mftypeTRUE  

      10.13        -1.96   

厳密性はひとまず置いておき、一応ここから、母父が欧州ノーザンダンサー系であると、着順が約2コ上がると言えます。

Call:
lm(formula = mcs$着順 ~ mftype + mcs$単勝オッズ + mcs$馬番)

Coefficients:
   (Intercept)      mftypeTRUE  mcs$単勝オッズ        mcs$馬番  
      12.47056        -1.79426        -0.02431        -0.13736  

Call:
lm(formula = mcs$着順 ~ mftype + mcs$単勝オッズ + mcs$馬番 + 
    mcs$上り3F)

Coefficients:
   (Intercept)      mftypeTRUE  mcs$単勝オッズ        mcs$馬番      mcs$上り3F  
      21.04033        -1.79289        -0.02348        -0.13696        -0.24780  
他にも変数を加えた形で回帰させてみても、やはり母父が欧州ノーザンダンサー系であることによる着順UP効果は大きいようです。

今年の出走予定馬を見てみると、母父が欧州ノーザンダンサー系であるのは、カツジ、ジュールポレール、ステルヴィオ、ブラックムーン、ミッキーグローリー、レッドアヴァンセ、ロードクエストです。

もう少し絞込みが必要ですね。

牝馬が苦戦している点も気になります。(1-0-3-25) 単回収36 複回収40と厳しいデータが。

マイルやスプリントは中距離的な切れ味よりも、牡馬のパワーも要求されるためだと思われます。
すると、上記の母父が欧州ノーザンダンサー系の馬たちから、ジュールポレールとレッドアヴァンセは軸には据えづらいです。

残るはカツジ、ステルヴィオ、ブラックムーン、ミッキーグロ―リー、ロードクエスト。

また逃げ・先行馬が苦戦していて、差し馬が馬券内の大半を占めるレースです。
すると、ステルヴィオ、ロードクエストなんかはいい感じです。

勢いなども加味すると◎ステルヴィオを本命に馬券は健闘しようと思います。

<追記>
京都芝マイルの重賞とオープンまでサンプルを広げてみます。対象は73レース。

それらしい変数を用いて回帰分析。
(ftypeは父がサンデー系は否かのダミー変数、mftypeは母父が欧州ノーザンダンサー系であるか否かのダミー変数)

Call:
lm(formula = kmile$着順 ~ kmile$人気 + kmile$馬番 + kmile$年齢 + 
    kmile$馬体重 + kmile$上り3F + ftype + mftype)

Coefficients:
 (Intercept)    kmile$人気    kmile$馬番    kmile$年齢  kmile$馬体重  kmile$上り3F  
  32.5904694    -0.0869871    -0.1053643    -0.0991868    -0.0009962    -0.5674262  
   ftypeTRUE    mftypeTRUE  
  -0.6331448    -0.1210057 

絶対値として大きかったのは、父の血統タイプと上がり3ハロンタイムです。

父のタイプがサンデー系ならば着順が0.6UPするというデータです。母父が欧州ノーザンダンサー系であることよりも着順への影響力が大きい点は興味深いですね。

上がり3ハロンについては解釈が難しいところなのですが、上がりタイムが1秒遅くなると、着順が0.56着順がUPします。普通に考えて上がりタイムが速い方が着順が良さそうなものですが、後方待機の馬が馬券に関係ないところで上がり最速を出していることってよく見かけますよね。
きっとそうゆうケースを反映しているのでしょう。

あとは意外と外枠が有利という点でしょうか。外枠にいくほど着順がUPする傾向がみてとれます。
京都芝=内枠有利という固定概念は危険です。ワンターンの外回りですから、内回りや4回コーナーを回るレースに比べると、内枠のメリットが少ないと言えそうです。

<追記>
血統面について、父や母父のタイプよりももう少し具体的に見てみると、CaelreonとSir GaylordとPrincely Gift この3つの血を持っている馬の好走が目立ちます。

京都マイルの鬼だったダノンシャークは母父がCaelreon。その他、ガルボ、ヒカルアマランサス、トーセンレーヴなど複数回京都のマイル重賞で馬券に絡んだ馬は、Caelreonの血を内包しています。

Sir Gaylord持ちでは、イスラボニータ、サングレーザー、トーセンレーヴ、マルセリーナなどがいます。

極めつけはSir GaylordとPrinceliy Giftの血を併せ持つ名繁殖エリモピクシーの産駒で、京都のマイルに限れば、(7-3-3-14) 複勝率48% 単回収154 と特筆すべき数字。このうちには今回出走するレッドアヴァンセも含まれます。

CaelreonとSir GaylordとPrincely Gift これら3つの血に共通するのは、パワーよりもしなやかさを伝えやすい血である点です。

Caelreonのしなやかさはブエナビスタが象徴的で、Princely Giftのしなやかさはキタサンブラックが象徴的。

今回の出走馬でいえば、ホワイトマズル経由でカツジとレッドアヴァンセとミッキーグローリーがSir Gaylord持ち、ブラックムーンとレーヌミノルがCaelreon持ち。

あとはしなやかさがあると主観的に思うのは、ロードクエスト、ステルヴィオ、ペルシアンナイトです。
やはりトータルでステルヴィオを本命に据えたい。相手は手広く、レッドアヴァンセ、ロードクエスト、ミッキーグローリー、ペルシアンナイトあたりでいきたい。

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