黄菊賞 タフな馬場をヨーロピアンに攻める

東福寺 下部

京都も東京も芝は、一時の不良馬場つづきでの開催を経て、馬場の傷みが激しく、良馬場であっても時計はほどほどにかかり、いわゆる切れ味タイプが苦戦している。

特にディープ産駒の苦戦が象徴的。対照的に、欧州血脈をひく馬の好走が目立つ。
ディープ産駒は当然人気するので、馬券的妙味が生まれやすいコンディションといえます。

京都9R 黄菊賞

◎ジュンヴァルロ
英2000ギニーほかGⅠ3勝のDawn Approachの3/4同血で、ドのつくほどのこってりヨーロッパ血統。サドラーズウェルズ×デインヒルのヨーロッパ定番配合。ともすれば重々しくて、洋芝や重馬場専用になるのですが、この馬は京都芝2000で勝ち上がっていて、イメージよりも日本への順応性はありそう。
前走は内回りで以下のように緩みないラップで逃げて、瞬発力を問わない流れをつくったのも勝因でしょう。
12.5 – 10.9 – 12.5 – 12.3 – 12.3 – 12.6 – 12.7 – 12.2 – 11.6 – 11.7 

今回も同じ内回り2000なので、今の馬場状況も考慮すれば、同様のペースに持ち込めそうで、人気馬たちは上りだけの勝負で勝ってきたタイプでそこに隙がある。
欧州的粘りを欧州の騎手に引き出してもらえれば、連対圏には来るでしょう。

〇ドンアルゴス
ドリームジャーニー産駒は父同様に総じて小回り向きで、この馬も小回り2000をこれで3戦連続使われることからも陣営も小回り適性を見込んでいるのでしょう。
母方にRobertoのクロスがあり、一層小回り適性を確信させる。前走は6頭立てとはいえ、4コーナーで外4頭目ぐらいまで振られて、騎手の追い方もぎこちなく(映像を見れば伝わると思います)十分に力を発揮したとはいえない3着。
鞍上も加藤から岩田に代わり、パフォーマンス上昇の期待はあり、しぶとい馬場も合うでしょう。

△タニノフランケルは大きなストライド走法で、内回りでの立ち回りでやや劣ると見てヒモまで。
相手で面白いのは、注ジースプラッシュ。異系な血ばかりで、いかにも成長は先々という感じですが、ここ2戦も大きくは負けておらず、今ぐらいの馬場はエイシンフラッシュ産駒は合うし、小回りの和田で一押しないか。

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