【函館記念 回顧】~重の函館、格と先行力~

【概観】
今年の函館記念は例年にないぐらい、芝の時計が速く、予想を複雑化させた。
その上に、重馬場とくれば、馬場判断が非常に難しいレースになった。

レースはヤマカツライデン(3着)とタマモベストプレイ(2着)が好スタートから、ハナ争いへ。
ヤマカツがハナを奪い、タマモはうまく最内をキープできた。

勝ち馬ルミナスウォリアーは、中団の外目を回って、3、4コーナーの中間から一気にまくり上げて、一頭だけ違う手ごたえで、直線は突き放した。 

ヤマカツとタマモは直線止まりかけるも、もうヒト伸びして波乱の立役者に。
先行してインをキープしてロスなく運べたことも効いた。



【ラップ】
重馬場にもかかわらず、もっとも遅いラップでも、5F目の12.6。 
一貫した流れで、上り3Fは36.2と過去10年の同レースの中で、もっとも遅いもの。

例年以上にキレよりもスタミナ・持続力が問われたと言えます。

1~3着馬に共通しているのは、前走が重賞だったこと。
要はこれから重賞を狙っていきたい馬ではなく、既に重賞の常連が上位を独占したことになります。

特にタマモベストプレイとヤマカツライデンは、2600m以上のレースで勝ったことのあるスタミナタイプでした。このことからもスタミナの要求されたことがうかがえます。


【実績?理論?】
ルミナスウォリアーに関しては、スタミナというよりは、格と重適性 が好走要因でしょう。

重賞勝ちこそないものの、AJCC,金鯱賞で掲示板内とメンバーレベルの高い重賞で上位争いをしてきていて、単純に格が上だったことが一つ。

また、ルミナスウォリアーは過去20走の内、19回が良馬場 1回が稍重(未勝利戦2着)でした。

すなわち、実績からしか重適性を見抜けない人にとっては、重適性を見破るのが難しかったわけです。

しかし、血統を見れば、父がメイショウサムソンで、配合全体としてもNorthern Dancer主導なので、重馬場への対応が上手かったことも納得いきます。(後知恵バイアスはもちろんかかっています)

私自身、ルミナスウォリアーを買うことはできなかったですが、
やはり再認識するのは、データではなく理論を持つ者が強いということです。

血統から、ルミナスウォリアーの重適性を見抜ければ、実績からしか重適性を判断しないプレイヤーたちと差をつけることができます。

当然オッズ的にもおいしい所に触手が伸びやすくなります。

☆未知の要素を見抜くには、理論が必要。特に血統がその道具として最適であるはず。

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